世界から猫が消えたなら

僕は生きるために消すことを決めた

30歳郵便配達員
余命あとわずか

そんな僕の前に
僕と同じ姿をした悪魔が現れ
大切なものと引き換えに
1日の命を与えるという

何かを得るためには
何かを失わなくてはならない

電話 映画 時計…そして猫

失われていく世界のなかで
僕はかつての恋人に再会する
かつて愛し 別れた時を思い出していく

親友そして疎遠になってしまった父の
想いに触れていく

果たして僕が見つけたのは
亡き母が残した手紙だった

そして人生にとって最後の日
僕はある決断をする